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JBDF活動報告(1999〜2003)
日米交歓(H16年)

● 日米交歓ディベート
【日時】2003年6月21日(土)
【場所】財団法人日本カメラ財団 会議室 (半蔵門)
【内容】
1) JBDF代表ディベーターとUS代表ディベーターとの交歓ディベート
2) US代表チームコーチによる講演

・US代表チームメンバー:
 コーチ:Matt Sobnosky準教授, Ph.D Hofstra University
 ディベーター: Ms. Michelle Lancaster, James Madison University
 ディベーター: Mr. JamesEdgarRadford Jr., Samford University

 JDA(日本ディベート協会) の日米交歓のページもご参照ください。

JBDF日米交歓ディベート勧誘brochure

JBDFメンバー参加大会結果一覧(H15年)
● ESUJ社会人ディベート大会
【日時】2003年2月23日(日)10:00〜19:00
【主催】日本英語交流連盟(English-Speaking Union of Japan:ESUJ)
【場所】国際ファッションセンター10階(東京都墨田区横網1-6-1、最寄駅:大江戸線・ JRの両国駅)
【内容】社会人を対象とした英語による2人制パーラメンタリーディベート。詳細はESUJのホームページhttp://www.esuj.gr.jpを参照ください。
【結果】
 JBDFメンバーから2チーム(3名)参加し、優勝および3位 に輝きました!

●第9回JDA春季大会
【開催日時】2003年3月8日(土)8:30〜
【開催場所】国立オリンピック記念青少年総合センター 国際会議場
【主催】日本ディベート協会(JDA)
【協力】特定非営利活動法人 全日本ディベート連盟(CoDA)
【論題】「日本国政府は、教科書検定制度を廃止すべきである」
 詳細はJDA-Webを参照してください。
【結果】
 JBDFメンバーから1チーム(3名)参加し、みごと準優勝に輝きました!

● T.I.Tech(東工大) Cup 2003
【日時】2003年3月1日(土)8:45〜、2日(日)9:30〜
【場所】東京工業大学 大岡山キャンパス
【内容】大学現役チームとOB・OGチーム参加による大会。詳細は東工大のホームページhttp://www.esuj.gr.jpを参照してください。
【結果】
 JBDFメンバーから2チーム(3名)参加し、メンバーのおひとりがベストディベーターに輝きました!

JDA日本語ディベートセミナーin京都
■日程:平成14年 4月28日(日)9:30から16:30
■場所:アスニー山科 (京都市山科区)
■講師:松本 茂 先生
■主催:JDA、後援:京都ディベートの会(KDC)*、関西ディベート交流会(KDLA)**
■内容:
 昨年に引き続き、京都ディベートの会との交流会ということで同日に行われたJDA日本語ディベートセミナーにJBDFより5名が遠征参加しました。セミナー終了後は会食、京都観光とディベートのみならずKDCのみなさんと懇親を深め、有意義な二日間を過ごすことが出来ました。以下にJBDF参加者の一人である丸尾さんからの報告&感想記を紹介します。

【セミナーの内容】
 セミナーの参加者は地元の京都はもとより大阪、愛媛、島根、東京からいらっしゃり、全員で43名の参加でした。そのうちの75%はディベートに全く初めて触れる方々ということもあり、最初に松本先生によるディベート基礎のレクチャーを受けました。その中で、昨年のモデルディベートに代わるものとして、綾部さん、そして職場でご一緒のJDAの小西さんによるモデルディベートのビデオを見ました。(ビデオ撮りで「オーディエンスがいなくてカメラに向かってやるのは難しい!」との綾部さんの弁。いつになく緊張された綾部さんの顔でした。(^_^))そして午後のディベート実践に向け、チーム分け&試合準備に入りました。

 論題は今年のディベート甲子園中学生の部の論題で「日本は未成年者の携帯電話利用を大幅に制限すべきである」です。参加者が3〜4名のグループに分かれ、全部で12チーム。部屋を2つに分け、それぞれの部屋で3試合ずつ行いました。各チームとも1回試合を行い、あとの2回は試合を見てジャッジの練習です。参加者の4分の3が、全く初めてディベートをしたわけですが、セミナーの事前準備も含め、皆様とても真剣に取り組まれていました。

 今回の参加者で特筆すべきは、愛媛から参加(8名)および京都から参加の(3名)の看護婦さんグループです。松本先生に、こんなに看護婦さんのファンが多かったなんて、全く知りませんでした(^_^;;; 。私自身も愛媛の看護婦さんお2人とチームを組ませていただきましたが、今後、病院での看護婦研修にディベートを取り入れていこうとしておられるとのこと。いろんな分野においてディベートのニーズが高まっているのだなと感じました。このようなセミナーを通 じて、さらに多くの人にディベートの良さが伝わっていくといいなと思います。

 セミナー実施にあたっては、京都ディベートの会と関西ディベート交流会の皆様が、企画・運営、および当日のディベート試合のサポートなど、数々のご支援をいただきました。どうもありがとうございました。

【KDCとの交流会(含む京都観光)】(4/28・29)
 昨年に続き、夜の京都名所観光として、KDCの村岡さん、上柳さんに「青蓮院」にご案内いただきました。かつて天皇の隠居所だった歴史ある建物、ライトアップされた素晴らしい日本庭園、それを眺めながらお抹茶を頂き、また渡辺さんご推薦の随所にみられる「ちょっとおちゃめな」能書きを楽しみました。

 そして、上柳さんが選んでくださった祇園のおしゃれな居酒屋さんで、渡辺起里さんも加わって、飲み会をしました。この場所は以前「お茶屋」さんだったところを改装し、今風の素敵な居酒屋さんになったところだそうです。料理はどれも美味しく、お酒の品揃えもよく、楽しい飲み会に閉店時間を忘れ、盛り上がりました。

 ここで話しに出たのが、関西方面でのディベート活動のニーズが高まりつつあるところに、セミナー開催や例会の活性化のために、もっと指導者がたくさん必要だということでした。KDCとJBDFの交流をさらに深めながら、JBDFからも、もっといろいろお手伝いができるといいなと思いました。

 さらに翌日は嵐山を中心に更に京都散策にご案内いただき、無事にKDCとの交流会は終了となりました。セミナーの準備から、交流会のために、ホテル、食事等の手配、当日のガイドまで、本当にいろいろとお世話になりました。上柳さん、村岡さん始め、KDCの皆様に心から感謝いたします。


*京都ディベートの会(KDC)について
  • 発起人の上柳さんと東京赴任中、JBDFに所属されていた村岡さんを中心に1997年2月より活動を開始
  • 時事英語研究97/7号の松本茂先生のディベート特集記事でJBDFに京都支部があると紹介される
  • 現在の会員数は約40人でキャンパスプラザ京都にて月一回土曜日に例会を開催


**関西ディベート交流協会(KDLA)について
  • 顧問の岡野勝志さん、代表幹事の撫佐郁夫さんを中心に、奇数月の土曜日(1回)、大阪市内でディベート活動を行っている
  • 1999年から1人制で政策論題を戦うリーグ戦を実施
  • 半年に1回ディベート・トーナメント大会を開催



日米交歓ディベート&講演
■日 時:平成13年6月16日(土)15:30〜
■場 所:明治薬科大学剛堂会館ビル1階
■内 容
 今年も日本ディベート協会主催の「日米交歓ディベート全米代表日本ツアー」が行われ、全米トップレベルのディベーターとJBDFの選抜チームが交歓ディベートを行いましたので、その模様をお知らせいたします。なお、当日会場には約30名の聴衆の方にお集まりいただきました。

【ディベート&講演】
論 題:Resolved: That Japan should elect its Prime Minister directly by citizens’vote
出場者:
肯定側:綾部さん、桜井さん(JBDF)
否定側:Ms. Anne Marie Todd
      [Profile]
        トッドさんは元Emory Universityディベーターで、1998年のCross Examination Debate Association (CEDA) Tournamentの優勝ディベーターです。現在はUniversity of Southern California大学院の博士課程に在籍するかたわら、Urban Debate Leaguesやhigh school debate instituteでディベートの教育活動に従事し、Los AngelesのHarvard-Westlake Schoolでdirector of debateをなさっています。
     Mr. Andy Peterson
      [Profile]
        ピーターソンさんは現在University of Iowaのディベーターで2000年のHarvard University大会の4th Speaker AwardやState University of West Georgia大会優勝など、これまで数多くのディベート大会ですばらしい成績を残しています。また2001年のNational Debate Tournamentで優勝しています。専攻はGlobal Studiesと中国語で、卒業後は中国に留学予定もあるようです。
講評&講演:Dr. Barb Pickering(米国チーム・ツアー・コーチ)
講演演題:「クリティカルシンキングについて」
      [Profile]
        ピッカーリング博士は現在James Madison Universityのdirector of forensicsで、就任から3年間でNational Debate Tournament(NDT)に2度、Cross Examination Debate Association Tournament(CEDA)に1度チームを送っています。専門はpolitical communication, gender communication, argumentationです。

【コメント】by 金内さん(運営担当)
 試合は、首相公選制について行いましたが、全米代表チームがほとんどエビデンスを使わずに試合を行っていたことには驚きました。首相公選を行うと、人気投票に陥る、よってミッキーマウスやポケモンが首相になる?というミッキーマウス議論はAFF,NEGA双方のジョークのセンスが光っていて面 白かったですね。

 講演についても、JBDFはNon-Debaterの人も多いので、と予め博士にお願いしていましたのでとてもわかりやすい内容で、、アメリカでのクリティカルシンキング教育がどのよう な形で日常に役立っているのか、ということを中心にしながら、アメリカのディベーターがどのように試合の準備を行っているか、ということなども伺えてとても興味深くお話を伺いました。
[画像1]

 その後、場所を近くの居酒屋に移して、恒例の反省会。
 アメリカのディベーターは旅の疲れもあり、JBDFの方ではお客様を迎えていることもあり、双方大人しくしているか、と思いきや、蓋を開けてびっくり、アンディはどういうわけか”一気飲み”の歌を知っているわ、アン・マリーもJBDFの酒豪面 々と同じ位の酒量を難なくこなし、いつものJBDFの反省会のスペシャル版のような盛り上がりで運営担当としては、皆様のはじけぶりを拝見させて頂くことができ、とても嬉しかったです。
[画像2]

KDCとの交流会&JDA日本語ディベートセミナーin京都
■日程:平成13年 4月21日・22日(土・日)
■場所:ハートピア京都
■内容:
 京都ディベートの会(KDC)*との交流会ということで同日に行われたJDA日本語ディベートセミナーにJBDFより10名が遠征参加しました。セミナー終了後は京都観光、会食とディベートのみならずKDCのみなさんと懇親を深め、有意義な二日間を過ごすことが出来ました。

【ディベートセミナー】(4/21 9:30〜17:00)
  雨がしとしと降る絶好のディベート日和(松本先生談:天気がいいとつい外へ出たくなるので^^;)の中、まずは松本茂先生(日本ディベート協会専務理事)によるディベート講義から始まり、続いてわがJBDF精鋭メンバーによるモデルディベート(論題:「日本は首相公選制を導入すべきである」、肯定側:桜井さん、稲田さん/否定側:綾部さん、渡辺さん)で午前中を終えました。モデルディベータ−のみなさんにおかれましては実は前日金曜日のJBDFの例会及び2次会(飲み会)にも参加されており、更に驚くべきはその後、今回のモデルディベートの打ち合わせを夜を徹して行っての京都入りということで、ディベートの内容のみならずそのタフさが関西ディベート界に与えた影響は多大なものがあったようです(松本先生談:ディベート中毒^^;)。

  午後は参加者による簡易ディベートということで、チーム分けの後、各々準備打ち合わせを行い、実際に試合を行いました。参加者は大阪を拠点とする関西ディベート交流協会(KDLA)のベテランディベータ−からディベートはまったく初めてという方まで多岐にわたっていましたが、なかなかヒートアップした試合が続きました。今後の京都ディベート隆盛の起点としてKDCのますますのご発展を期待しております。

【KDCとの交流会(含む京都観光)】(4/21・22)
  セミナー終了後、JBDFの面々はKDCの村岡さん、上柳さんのご案内の下、夜の京都観光をさせていただきました。中でも高台寺は大変感銘を受けました。ライトアップが幻想的で、まるで異次元に入り込んだようでした。戻ってこれないかもしれないと本気で心配していたのはM祐さんだけでしたが^^;)。ミステリーゾーンとしては祇園にあった”入らずの喫茶店(?)”は勇気をもっていつか足を踏み入れてみたいものです。その後、先斗町で会食し、セミナーの感想やら今後の両団体の展望など語りあい、交流を深めました。翌日もまた御所をはじめ昼間の京都観光を終日楽しませていただき、大満足のうちに帰京しました。この場を借りてKDCのみなさんにお礼を申し上げたいと思います。

 以上の模様の一部はフォトギャラリーでも紹介していますのでご覧ください。


*京都ディベートの会(KDC)について
  • 発起人の上柳さんと東京赴任中、JBDFに所属されていた村岡さんを中心に1997年2月より活動を開始
  • 時事英語研究97/7号の松本茂先生のディベート特集記事でJBDFに京都支部があると紹介される
  • 現在の会員数は約30人でキャンパスプラザ京都にて月一回土曜日に例会を開催



11月例会報告
■日時:11月18日(木) 午後7時より
■論題:日本は原子力発電を全て廃止すべし
■肯定側:元祐さん(1担当)、渡辺起里さん(2担当)
■否定側:秋間さん(1担当)、桜井さん(2担当)
■結果:7対3で肯定側の勝ち。
■概要:
(肯定側の主な議論)
プラン:5年以内に原子力発電を全廃。代替エネルギーと省エネを促進する。
メリット:(1)原発事故、(2)原発労働者被曝、(3)地震・戦争などの危険性に よる放射能汚染が防止できる。
(否定側の主な議論)
デメリット:太陽熱発電などは高価なため、代替エネルギーにはできない。火力発電で 代替するとなると、CO2発生で地球温暖化、酸性雨など、自然環境の破壊につながる。
フロアからのコメント:
・ 問題点やそれに代わるもの、反論などもしっかりしていてわかりやすかったと思い ます.
・ 一応、肯定側に投票しました。肯定側は、電力が減った時の生活をもっと具体的に 論じるとさらによかった。否定側は、被曝の量の問題をもっと早く立論の時点で出すと 効果的。そしたら勝てたかも…
・ 双方とも、エビデンスの吟味が甘いと思いました。いろいろ良い点はあったのに。
・ メリットの重要性(リスクを取り除ける)の説明を、反駁でももっと聞きたかった です。
・ 「事故の可能性がゼロになる」のはgood。否定側の主張(プランによってどうなる か)というのが不明.ポイントが分散していて、フォーカスすべき点が明確でなかった 。
・ デメリットがいまいち不明確ですが、議論の流れから、否定側の勝ちと思います.
・肯定側の「原発のリスクがある」との主張はわかるが、否定側の「リスクは他にもい ろいろあって、比較の問題」という主張が強かった。肯定側は、リスクのあり・なしで はなく、どの程度のリスクがあるか(リスクの大きさ,深刻性)を強調した方がよかっ たのでは。

合宿報告
■日程:10月16,17日(土・日)
■場所:KKR片瀬ニュー向洋
■内容:
一日目は即興日本語ディベートです。2人組み6チームを編成し、2試合同時進行、それぞれ1チームはジャッジ及びタイムキーパーを行います。論題は「自販機でアルコールの販売を禁止すべし」「小学校から性教育を義務化すべし」「携帯電話を禁止すべし」計3試合です(どのチームもこのうち2つの論題でディベートができ、1つはジャッジです)。各試合テーマが違うので新鮮でした。1つのテーマで肯定・否定をやるの勉強になりますが、合宿ですからこういう形態もいいかもしれません。

食事後、綾部さんの「アメリカディベート事情」のレクチャーが行われました。ディベート団体の傾向と盛衰、御自身のトーナメント体験と盛りだくさんです。現地の状況は皆さん関心あるらしく熱心に聞いていらっしゃいました。試合の録画ビデオを活用され楽しい講義となりました(授業の合間を縫って録画されたそうです)。

その後は部屋に集まって飲み会、熊谷さんのロシア見聞記から始まり豆海外情報、なぜかベストセラー『買ってはいけない』の話題でずいぶん盛り上がりました。関係者である取出さんと桜井さんがいらっしゃったからでしょうか(^.^)。

翌日は、「サマータイム制」で英語ディベートです。フォーマットは例会と同じです。朝方まで準備をしていた元佑さん、大塚さんにはびっくりです。そのせいか、お二人とも新人とは思えない立派なディベートでした。サマータイムは結構奥が深い!というのが全体の感想です。 何事も集中的にやるというのは、いいことですね。

今年も何事もなく無事に合宿は終りました。合宿係の綾部さん、柿岡さんご くろうさまでした。楽しい週末を過ごすことができました。
今年は12人とちょいと少な目だったので、来年は大勢の方が参加されると いいですね。
10月例会報告
■日時:10月15日(金) 午後7時より
■場所:新橋福祉会館(2階集会室(B))
■内容:英語ディベート
■論題:Resolved: that Japan should introduce a jury system. ■ディベーター:肯定側:黒田さん、関根さん、否定側:桜井さん、石井さん ■結果:14対0で否定側の勝ち。 概要: 1AC  プラン:陪審制を刑事裁判に導入。12人の陪審員で全員一致で評決 メリット1 誤審が減る。現状は強制自白の結果が重視されている為に実際に誤審が起 きている。 メリット2 人権に対する国民の意識が高まる。 1NC DA1 誤審は増える DA2 国民に負担増(忙しい人が陪審員になる事の負担) DA3 経済的負担大 DA4 プライバシーの侵害 DA5 日本人のよい国民性が失われる。 誤審の原因は強制自白にある、というなら、という事で、2NCで否定側はカウンター プランとして、裁判の証拠として、裁判前の自白は証拠として採用しない、というのを 提出しました。これにより陪審制を導入しなくても、誤審を防けるというものでした。 この、誤審防ぐ為に、陪審制を導入するのか、あるいは自白を証拠にしないという事だ けで良いのか、というのが最大の争点になりました。 この点において、肯定側は強制自白の問題と裁判官裁判の問題はどうつながっているの か、という点の説明が不十分であった、という印象がありました。
9月例会報告
■日時: 9月17日(金曜日)
■場所: 新橋福祉会館
■内容: ワークショップ(講義、ディベート実習)
■講師: 瀬能先生
■参加者:計16人
■概要:
最初に自己紹介をしてもらいましたが、結構何回も月例も見に来てくれている人がい
る、という事を知り、そういう人には今後是非月例ディベートもやってもらう様、忘れ
ずに声をかけたいと思います。
参加者の皆さんも、自分でやってみることができた事が大変勉強になったとの感想を
おっしゃっていました。

8月例会報告
■日時: 8月27日(金曜日)
■場所: 新橋福祉会館
■論題: 日本は陪審制を導入すべし(英語ディベート)
■出場者
  肯定側: 綾部さん、佐々木さん
  否定側: 花井さん、関根さん
■結果: 10対7で肯定側の勝ち

○肯定側の主要な議論)
 プラン: 刑事・民事裁判に陪審制度を導入する。
 利益:1 検察と裁判官のもたれあいがなくなり、冤罪が減少する
    2 市民が司法に参加することにより、司法教育が進む
○否定側の主要な議論)
 不利益1: 陪審員は感情に流されたりするので、誤判が増える。
    2: 犯人の訴追に失敗するので、犯罪が増加する。
    3: コストがかかる
 カウンタープラン: 陪審員ではなく、弁護士が裁判を行う.

○その後の主な議論の展開
・ 検察審査会など、市民の司法参加の道はいまでも開けている。
・ 陪審制なら、一般市民が12人で協議するので、偏見などが取り除かれて、よい
判断ができる。
・しっかりした司法教育を受けている弁護士が裁判官を務めれば、陪審制よりもうま
く行く。

○投票した人の意見

(編集部より)否定側に投票した人の多くは、なぜかコメントを書いて頂けませんで
した。ですので以下は、肯定側に投票した人のコメントが中心になります.みなさ
ん、投票用紙には,どしどしご意見・ご感想を書いてくださいね.

・ 肯定側はよく準備をしていたと思います。肯定側に投票しましたが、個人的には
否定側の議論がもっともだと思います(つまり否定側には、いま一つ私に理解させて
もらえな
かったということです。)
・ 私が国民審査と検察審査会のことをよく知らず,判断に困りました.
・ 否定側のカウンタープランで弁護士が「教育」を受けているから好ましいという
お話でしたが、現状のシステムよりふさわしい職種であるという理由がはっきり見え
ませんで
した。皆様、おつかれ様でした。
・ 肯定第2立論に対して,否定側が返しきれてなかった気がします.
・ 否定側の意見の中には、「有罪が減る」(←世のためになっているのでは?)、
「プロといえど正しいとはいえない」(←では弁護士は?)等があったと思いました
が,これが自分の議論を弱くしているように思えたので.
・ 否定側の論点が散りすぎて,よくわからなくなった。しっかり残ったのは,利益1
と2.カウンタープランは,利益2に勝てない.否定側は,アメリカの事例でやっても
だめだというところをもっと言えばよかったと思います.
・ 肯定側のプランと現状との比較では,
  利益1(冤罪が減る) A>=N
  利益2(教育効果) A>N
  不利益1(誤判の増加) A=N
  不利益2(犯罪の増加) A>N
  不利益3(コストの増加) A=N
 肯定側のプランとカウンタープランの比較では、
   利益1 A=N
   利益2 A>N
   不利益1 A=N
   不利益2 A=N
   不利益3 A=N
 よって、どちらで考えても、利益2「教育効果」の分だけ,肯定側が勝ると結論し
ました。
7月例会報告
■7月23日(金)
■論題:日本政府は国政選挙の投票を強制(義務化)すべし<日本語>
■ディベータ 肯定側:綾部さん、渡辺起里さん、
       否定側:取出さん、井本さん
■肯定側第1立論
 プラン 1. 国政選挙の義務投票を法制化する、2. 禁治産者など正当
な理由がある者は、届け出をすることにより免除される、3. 郵便投票、
海外在外公館での投票を認める、4. この法律の違反者に対しては、罰金
5千円を科する。論点1.現状は投票率が低い、論点2.現状では健全な民
主主義の発展を阻む、利益団体が影響を大きく受ける。
メリット1.投票率の増加、2.(投票という)道徳的義務を人々が果たす、
3.民意を反映させる、4.政治参加の機会を増やす。
■否定側第1立論
 投票率が低いことは議会制民主主義の行き詰まりであり、世界的傾向であ
る。有権者の無関心よりも政治家に問題がある。投票率が低い選挙は、1)
争点がはっきりしない。2)投票すべき候補者がいない。3)投票する時間
が短すぎる。という原因がある。有権者が政治に無関心でないのは、住民投
票の投票率より明らかであり、住民投票を活用することにより各種の問題が
解決する。
デメリット1.政治離れを増加させる、2.投票しない自由が侵される。
■2立以降
・肯定側は投票が権利かつ義務と考える、今は義務をはたすべきである。
・棄権する人がすべて政治に無関心ではない。
・棄権したい人は白票を提示すればよい。棄権は義務の放棄
・住民投票は地方自治のみである←国政に用いてもよいし、間接民主主義の
欠点を補完するものと否定側は考える。
・これから投票する人が必ずしも非圧力団体関係の政党にいくわけではない。
・自民党が悪政を行ったら、次の選挙では非自民に票が入る、現行制度は有
効に働いている。
・投票率が高いときは非自民に票が入る、強制投票を行えばこの現象は顕著
となる。
■勝敗 14対5肯定側の勝ち
■聴衆からのコメント
・否定側の「票は非圧力団体にいかない」というプロセスを明確に。
・白票と棄権との違いをもっとつっこむべきであった。
・否定側は投票にいかない若年層にしぼって議論を進めるべきであった。
・否定側は棄権の自由についてインパクトの大きさを裏付けるべきである。
日米交歓ディベート
日 時:6月25日(金)19:00〜
場 所:新橋福祉会館
論 題:Resolved:That the Japanese government should make voting in national elections compulsory.
出場者:
肯定側:渡辺徹さん、上野滋男さん(JBDF)
否定側:Mr. Maxwell Schnurer(マックスウエル・シュナラー氏)
University of Pittsburgh Graduate School
(ピッツバーグ大学大学院生)
Mr. Eric Minkove(エリック・ミンコブ氏)
James Madison University(ジェ−ムス・マジソン大学卒業)
講 評:米国チーム・ツアー・コーチ
Dr. Catherine Palczewski
(キャサリン・パルチェウスキ−博士 愛称ケイト)
Associate Professor, University of Nothern Iowa
(ノ−ザンアイオワ大学準教授)
(2006/01/14:s)

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